事業計画書作成
融資を検討されている方は事業計画書の作成が必要です。
事業計画書で重要な部分は損益計算書です。
損益計算書は第3回目で詳しく作成していきます。
損益計算書って何?
損益計算書を作成することで、人を何人雇えるのか?家賃はいくらなのか?人数は何人呼べばいいのか?そして利益はいくら残るのか?という数字が見えてきます。また、開園した後に利益が残らない。場合の経営改善のためにも欠かせません。
経営の改善は、売上や経費、利益をきちんと数字で理解することから始まります。損益計算書を作成しておけばとても分かりやすいです。
例えば、思うように利益が出ていない場合、1時間の料金単価や人件費が適切かどうかといった課題が浮かんできます。
また、家賃を決める場合も、何人呼べばいくら利益が出て、家賃の値段がこのくらいなら運営できそう。など全ての値段を決めるために必要なものです。初めて作成する方も多いと思いますが、借入を行う方は特に重要なものです。しっかりと頭に入れて自分で細かな項目も説明できるようしておくことをお勧めいたします。
開業したばかりのうちは数字が安定せず、課題や翌年の目標がなかなか掴めないかもしれません。しかし3年、5年と続けていけば過去の業績と比較できるようになり、振り返りや改善箇所も分かりやすくなっていきます。
日本政策金融公庫のフォーマットの申請書です。
こちらは日本政策金融公庫のHPに掲載されている資料です。
借入の際はこちらを使用されても構いませんが、3回目の講義内で作成する損益計算書の方がより詳細に記載しています。
どちらを使用されるかは自由です。
- STEP.01数字の相場
- 物件を見に行けば相場の金額がなんとなく分かってくると思います。監査基準を見れば最大受入人数とスタッフの数も分かってくると思います。
- STEP.02予想
- 全体の金額の相場がわかれば一度、損益計算書を作成しましょう。(第3回目で行います)融資の際にはこの損益計算書が重要となってきます。数字に強いと経営の改善点や翌年の予測も考えやすくなっていきます。慣れないと思いますが、経営上大切なことですので、しっかり自分で説明できる計画書を作ってみてください。
- STEP.03修正
- 思ったような利益が出ない。その場合、家賃が高い。人件費が高い。利用料金の設定が安い。など数字のバランスが取れていない箇所があるはずです。作成した損益計算書をよく見て修正して理想の数字になるまで何度も修正をすることをお勧めいたします。
